銀河英雄伝説第3章 内乱

冒頭から泣きすぎで死ぬかと思った。ミッターロイエンタールが双璧って感じしないとか、ああそう思っているうちにフレデリカかわいい、ユリアンだんだんかわいくなってきた、ラインハルト様が駄々こねてるのそうそうこんな感じするー、とか泣きながらもみていたよ。
キルヒアイス横尾渉は今回の場面するの、まだ早かったんじゃないのかなっていうの正直思った。ずっと私キルヒアイスで泣いていたけど、これは原作のキルヒアイスを思い出しての涙だから横尾キルヒアイスで泣いていたわけではないんだ。だけど、キルヒアイスがこの人でよかったと思える場面があったし何がいいってビジュアルがよかった。化粧映えるなー。パンフレットの姿もかっこよかった。ミッターマイヤー高嗣は観ている時は2が舞台に立っている!と興奮していたのでわからなかったけど、落ち着いてみると正直なんだかなあ、というか少なくとも自分が想像していたミッターマイヤーではなかったように思う。
内乱や虐殺を踊りと照明と音楽で表現しているところがすごく恐ろしかった。
原作のメルカッツと副官シュナイダーの関係性が好きで印象に残る人たちだったので、舞台のこの2人がすばらしくてよかった。特にシュナイダーは硬質な感じで男前でぴったりだった。苦悩する姿がよく似合っていてかっこよかった。おかげで、この人たちの原作でのエピソードが走馬灯のようにどんどん思い出されていっている。

初めて生で見た横尾さんは本当に化粧映える!10秒のうち3秒が超男前!で、二階堂さんはなんかもうどきどきして直視できなくて、横顔か手しか見れなかった。テレビで観ているよりずっと鼻が雑だった!テレビや静止画のほうが男前!でも好き!顔を見るだけですごく緊張した!幕が閉じる間際の2の人、死ぬほどかわいくてまた泣いた。右手の故障早くよくなるといいね。それだけが残念だね。
(追記)改めて原作読み直したり外伝2を読んだりしたら、やっぱりミッターマイヤーしっくりきたかもしれない。なんていうか「基本的に真面目、でも堅物ではないし柔和な物腰」みたいに思っていたんだけど、これは全編通した後の印象だったみたいで、今回の舞台の該当箇所のミッターマイヤーはちょっと熱血ぽく二階堂ミッターマイヤーありだなあって思った。原作、前半と後半でミッターマイヤーとロイエンタールの役割?熱と冷が入れ替わっているんだね。と自分の中で納得した。
私は今回の舞台をきっかけにして初めて原作を読んで、面白い面白い〜〜って夢中になったので2人がこの舞台出てくれてよかったです。原作を読み始めた年末年始から今まで、銀英伝とても楽しかったです。